葉酸サプリ

妊娠中の葉酸は「良い」、ビタミンAは「ダメ」?

妊活・妊娠中は葉酸を積極的に摂った方が良くて、ビタミンAはなるべく摂らない方が良い、そんな認識をお持ちの方が多いかと思います。

おおむね正解なのですが、葉酸も摂りすぎれば毒になりますし、ビタミンAも摂らなければ悪影響が出ます。それではどんなバランスで摂れば良いのか、その理由は?そのあたりを、詳しく解説していきます。

妊娠中の葉酸の「適量」とは?

妊娠1か月以上前から葉酸を摂ることで、胎児の二分脊椎症(歩行困難や排泄障害を伴う脊椎の障害)などの先天性奇形が防げるというのは、ご存知の通りです。

しかし、張り切って食事やサプリから葉酸ばかりを摂取していても意味がないどころか、母体にも胎児にも悪影響を及ぼしかねません。

厚生労働省が推奨する妊婦の1日の葉酸所要量は400㎍と定められており、これは食事以外で吸収率の良いサプリから摂ることがもっとも良いとされています。
平均的な日本人の1日の食事ならば葉酸は十分摂取することが可能ではありますが、妊活・妊娠中の女性に関してはそれ以外で400㎍を満たすことが重要です。

また耐容上限量は1000㎍となっているため、これを越えないよう注意が必要です。

妊娠中に知っておくべきビタミンAの種類

「妊娠中のビタミンA過剰摂取は胎児の奇形を招く」。これは妊娠を考えている女性の間では比較的よく知られている事実です。

しかしやみくもに食事からビタミンAを取り除くのは、胎児にもお母さんにも悪影響です。
ビタミンAには動物性と植物性の二通りあり、一般に胎児の奇形(主に耳にあらわれる)を招くとされるのは動物性のビタミンA、「レチノール」と呼ばれるものです。
レチノールの危険性はその過剰摂取にあり、脂溶性ビタミンのため分解に時間がかかるうえ、体外に排出されるまで蓄積し、胎児の形成に影響を及ぼすといわれています。

一方でニンジンなどに多く含まれる植物性のビタミンAは「ベータカロテン」とも呼ばれ、体が必要としたときにのみ、必要な分だけビタミンAに姿を変えるという性質を持っています。またベータカロテンは水溶性ビタミンのため体内に蓄積せず、不必要な分はただちに体外に排出されるため、多めに摂ってしまっても問題はありません。

葉酸とビタミンA、過剰に摂取するとどうなる?

葉酸と脂溶性のビタミンA、ともに摂りすぎると取り返しのつかない悪影響があるといわれています。

葉酸は1日の耐容上限量を越えて摂り続けた場合、葉酸過敏症を起こす可能性があります。症状としてはかゆみや蕁麻疹、発熱、呼吸障害などです。

また詳しい因果関係は解明されていませんが、赤ちゃんが喘息を持って産まれてくるリスクが上昇するとされています。

脂溶性ビタミンAはうなぎやレバー、たら、卵黄などに多く含まれ、うなぎなどは100g食べただけで1日の許容量に達してしまうため、連日食べるのは控えるなどの注意が必要です。
また、鶏、豚、牛のレバーやうなぎの肝には葉酸が豊富ですが、大量の脂溶性ビタミンAも含まれていますので、妊娠中は控えた方が無難でしょう。
葉酸を摂るならサプリを中心に摂り、普段の食事では野菜を多めに摂ることでリスクが少なく、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

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